「泉北ほっとけないネットワーク?サイトツアー」のご案内
沙巴体育平台地域連携センターは、平成26年6月7日(土)に泉北ネットワークプロジェクト?サイト(堺市南区槇塚台地区)にて、サイトツアー(見学会)を実施します。
本学生活科学研究科の森一彦教授らが参加している「泉北ほっとけないネットワークプロジェクト」は、十分に活用されていない空き家?空き店舗を地域の「空き」としてとらえ、その「空き」を福祉サービス拠点に転用するモデル事業です。平成22年度に発足したこの事業は、多くの教員や学生が参加し、レストラン、デイケアサービスなどの拠点整備や見守りをかねた配食サービスなど、多様なコミュニティービスを展開してきました。
平成26年5月のシェアハウス「緑道下の家」オープンをもって当初計画が全て完了しましたので、このたび全サイトを公開し、歩きながら地区全体を巡っていただくサイトツアーを企画しました。
本事業は地元自治会?事業者、国?府?市、大学等の密接な連携の取り組みであり、地域全体を巻き込んだまちづくり活動として今後のニュータウン再生のモデルになりえるもので、2013年都市住宅学会賞?業績賞を受賞しています。
福祉?建築などが専門の方、行政関係者はもちろん、興味のある方はぜひご参加ください。
日時
平成26年6月7日(土) 10時~16時
見学地区
泉北ネットワークプロジェクト?サイト(堺市南区槇塚台地区)
受付
槇塚台レストラン (添付チラシの地図参照:「槇塚台センター」バス停下車徒歩1分) ※時間内に受付後、各自で巡っていただきます。各サイトに係がいます。
参加費
無料
主催
沙巴体育平台地域連携センター
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当プロジェクト実施の社会的背景
わが国において高度経済成長期に開発されたニュータウンでは少子高齢化?人口減少、住宅施設?インフラの老朽化等、さまざまな課題を抱えています。45年前に開発された泉北ニュータウンも同様の課題を抱かえながらも、都市圏と郊外の境界に位置する立地特性を踏まえて、子どもから高齢者まで多世代が豊かな環境の中で健康に暮らす「泉北スタイル」の実現を独自の目標にかかげています。加えて地域の「ほっとけない」精神の下で生まれたボランティア組織が多く活動していることも特徴で、これらの地域特性を生かした具体的な再生の仕組みが求められています。 本プロジェクトにおいて、地域分散型のコミュニティサービス事業を実践したことは、今後のニュータウン再生のモデルになるといえるでしょう。