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工学部都市学科

工学部 都市学科の 3 ポリシーと学修マップ

教育理念

都市固有の歴史と文化を継承?発展させつつ、環境負荷を低減し、人間活動と自然環境が調和した豊かで災害に強い安全?安心な都市—環境都市— の実現が強く求められています。環境都市を実現するためには、グローバルな視野を持ち、複眼的に物事を捉えることができるプランナーとエンジニアの素養を兼ね備えた人材を養成することが重要です。都市学科では、社会の要請を的確に把握し、倫理観と責任感に基づいて主体的に行動できる「環境都市づくり」のプロフェッショナル育成を目指しています。

学位授与の方針 (ディプロマ?ポリシー)

都市学科では、所定の単位を修得することにより以下のような能力を身につけた学生に、学士学位を授与します。

  1. 人文?社会科学分野の幅広い基礎学力を習得し、技術者の備えるべき社会に対する責任感と倫理観を身につける。
    (幅広い教養と技術者倫理の習得)
  2. 環境都市実現に向けた工学的?技術的な取り組みに不可欠な数学?自然科学分野の基礎学力を持つ。
    (数学?自然科学分野の習得)
  3. 都市の計画とデザイン、環境の保全と再生、および安全防災に関わる基本理念を身につける。
    (基本理念の習得)
  4. 環境都市を実現するための工学的専門知識を身につけ、それらを応用できる論理的思考力を持つ。
    (専門知識と論理的思考力の習得)
  5. 都市環境の現状を正しく評価するための調査や実験を計画?遂行し、得られた結果を専門的知識と結びつけて正確に分析すること ができる。
    (調査?実験を計画?遂行?分析する能力の習得)
  6. 地域や社会のニーズをくみ取り、習得した知識や技術を用いて、環境都市の実現に向けた具体的な提案をまとめることができる。
    (デザイン能力の習得)
  7. 都市に関わる諸問題の解決へ至る一連のプロセスと得られた結果を論理的に記述?発表でき、質疑に対する適切な対応ができる。また、国際的コミュニケーションの基礎能力を持つ。
    (表現力とコミュニケーション能力の習得)
  8. 環境都市実現に向けて自主的に課題を認識?提起でき、与えられた制約の下で解決する能力、および継続的に学習できる能力を持つ。
    (問題解決能力、自主的?継続学習能力の習得)

教育課程編成?実施の方針 (カリキュラム?ポリシー)と学修マップ

都市固有の歴史と文化を継承?発展させつつ、環境負荷を低減し、人間活動と自然環境が調和した豊かで災害に強い安全?安心な都市 -環境都市- を実現するためには、グローバルな視野を持ち、複眼的に物事を捉えることができるプランナーとエンジニアを養成することが重要です。都市学科では、都市デザイン、環境創生、安全防災の 3 つの領域を軸とした総合的な教育を行って、社会の要請を的確に把握し、倫理観と責任感に基づいて主体的に行動する「環境都市づくり」のプロフェッショナル育成をめざした以下のようなカリキュラムを提供しています。

カリキュラムは、全学共通科目と専門教育科目で構成しています。

全学共通科目は、総合教育科目 (社会?人文系科目)、外国語科目、健康スポーツ科目、基礎教育科目 (数学?物理?化学?生物?地球学科目) から成り立っています。これらの科目は、1. 幅広い教養、2. 数学?自然科学分野の基礎学力、7. 国際的コミュニケーションの基礎学力 を身に付けるために提供されます。専門教育科目は主として、3. 基本理念、4. 専門知識と論理的思考力、5. 調査?実験を計画?遂行?分析する能力、6. デザイン能力、8. 問題解決能力 を身につけるために提供されます。

専門教育科目は、「都市デザイン領域」、「環境創生領域」、「安全防災領域」を軸として、これらの領域に共通する必修科目、各領域の基礎科目である選択必修科目、各領域の応用科目である選択科目から成り立っています。

このようなカリキュラムを通じて、「環境都市づくり」に必要な要素技術と、それらを総合的に利用して計画?設計?保全する技術を習得し、多種多様な都市問題を工学的に解決することができる人材を育成します。

参考:都市学科提供科目の流れ

都市学科では、社会の要請を的確に把握し、倫理観と責任感に基づいて主体的に行動する「環境都市づくり」のプロフェッショナル育成を目指します。そのため、以下のような素養や能力を有する人を求めています。

  1. 社会?文化?生活などと関係する都市の多様性を理解し、複眼的な視野で物事を捉えることができる人
  2. 歴史や文化を継承しつつ機能的で美しい都市づくりに興味を持っている人
  3. 都市圏における環境の保全?再生や自然との共生に強い関心があり、自律?循環可能な都市の創出に貢献したい人
  4. 災害に強く、人々が安全?安心?快適に暮らすことができる都市を創生するための技術やマネージメントに興味を持っている人
  5. 自主的に調査?実験や演習に取組み、環境や都市に係わる課題を認識?抽出して問題を解決することに努力をいとわない人
  6. 技術の開発?適用に必要な理数系科目だけでなく、国際的な視野と人間の行動様式に関わる語学や社会科学系科目にも興味?関心が高い人

新入生向けカリキュラム紹介メッセージ

都市学科のカリキュラムは、大きく分けて全学共通科目と専門教育科目の 2 種類から構成されています。

大学は、専門的な知識を身につけるだけでなく、教養や知性を身につけ、人間性を高める場でもあります。そのために提供されているのが、全学共通科目です。

全学共通科目は、総合教育科目、外国語科目、健康スポーツ科目、基礎教育科目 (数学?応用数学?物理?化学?生物学?地球学) から成り立っています。出来るだけ多様な科目を修得し、人間としての幅を広げるように心掛けて下さい。なかでも、基礎教育科目は、工学的な専門教育を学んでいくための基礎学力を養う科目です。本格的に専門科目を学ぶ時、あるいは社会に出てから、その必要性を実感することになりますから、手を抜くことなく、修得するようにして下さい。

都市学科の専門教育科目は、「都市デザイン領域」、「環境創生領域」、「安全防災領域」を軸として、これらの領域に共通する必修科目、各領域の基礎科目である選択必修科目、各領域の応用科目である選択科目から成り立っています。特定の領域に偏ることなくバランス良く履修し、現在の都市が抱える諸問題に対して解決手法を見出し、豊かで安全?安心な都市づくりに貢献できる技術者としての素養を身につけて卒業してください。