語学研修レポート(中国 中日友好大学生訪中団)
沙巴体育平台訪中団レポート
初日に関西国際空港から出国した我々は、翌日に北京外国語大学に訪れました。そこでは中国国内で最多の言語の種類を学ぶことができ、中国教育部直属の名門大学として知られています。そこではキャンパス見学の後にグループに分かれて学生同士の交流が行われました。中国の文化を紹介してもらい、またお互いの自己紹介などをして親睦を深めました。そののちに世界文化遺産である頤和園に行きました。鮮やかな色彩で彩られた多くの楼閣や長廊は大変美しく、中国悠久の歴史を感じました。
三日目の午前の中国国際放送局の訪問では、ラジオやSNSを通して活動している日本部に訪れました。ここでは国際的な政治のしがらみにとらわれない、市民レベルでの交流がり、日中双国の友好関係の礎となっていると感じました。午後は首都博物館に訪れ、4000年ともいわれる中国の歴史について触れることができました。特に仏像に関して興味を持ち、深く観察したところ、時代を重ねるごとにより細かく、より豪華になっていることが見てわかり、とても興味深かったです。夕食後には伝統の京劇を鑑賞させていただきました。初めての鑑賞でしたが、鳥のように細いけれども力強く、魅力的な声に圧倒されました。また衣装の動きを活かした舞や殺陣が洗練されていてとても美しかったです。また裏で生演奏している音楽も趣深く、飲茶をしながら鑑賞するスタイルに新鮮さを覚えました。
四日目のメインプログラムである千人交流では、よりいっそう中国の文化や中国に対する興味を深めることができました。そのようなわけで今回の訪中はとても意義のあるものであったと確信できました。
翌日はかの有名な万里の長城に登らせていただきました。この登るという表現は誇張表現ではなく、山に沿って建てられているため、本当に目の前の階段しか目に入らないくらい急こう配で必死の登山となりました。しかしふと立ち止まって来た道を振り返ると雲の下、かすかに登って来た道が見えるという圧倒的な経験でした。
次には天壇に向かいました。建物の色遣いや彫刻が中国らしく、おもしろかったです。個人的に興味を惹かれたのは、壇につながる道の途中で老人たちがトランプやゲームをしていたことです。歴史的な建築物の中にも庶民の生活が見ることができてよかったです。
また派遣期間を通して、毎食食べきれないほどの量のごちそうをご用意くださり、贅沢な思いをさせていただきました。ありがとうございました。
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大村 優波