理学部附属植物園で 「第2回ナラ枯れ研究会」を開催
沙巴体育平台理学部附属植物園は、平成25年11月5日(火)に「第2回ナラ枯れ研究会」を開催します。
大阪府交野市私市に位置する本学植物園では2009年頃からナラ枯れ現象が観察され、2011年夏には被害木が急増しました。2013年には常緑樹にも被害が拡大しており、今後この地域の大きな問題に発展する可能性があります。地元、交野?枚方地域の里山でナラ枯れ被害が広がっている状況を踏まえ、なぜ近年ナラ枯れが拡大しているのかなどについて学ぶことを目的とし、昨年に続き2回目の「ナラ枯れ研究会」を開催します。
今回の研究会では、あまり知られていない常緑樹の被害状況やナラ枯れの防除方法の変遷、最新の知見や研究成果について専門家が分かりやすく解説します。また、植物園で今春実施した防虫ネット施工の経験を踏まえ、専門家指導のもとで施工方法の実地見学なども実施します。
項目 | 詳細 |
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開催日 | 2013年11月05日(火) 10:00 - 16:30 |
開催場所 | 沙巴体育平台理学部附属植物園 研究棟講義室(大阪府交野市私市2000番地)
京阪電車交野線「私市(きさいち)」駅 下車徒歩約6分 ※ご来園には公共交通機関をご利用ください。 |
内容?プログラム | ※開場(受付開始)は9時45分から
※交流会は17時から18時30分まで 【講 師】 衣浦 晴生(きぬうら はるお)氏(森林総合研究所関西支所 生物被害研究グループ長) 宗實 久義(むねざね ひさよし)氏(むねざね樹木医事務所) 【全体プログラム】 開会の挨拶 園長 飯野盛利(10:00-10:10) 第1部 講演会(10:10-12:10) ?衣浦 晴生「常緑樹のナラ枯れ被害の実態」 ?宗實 久義「ナラ枯れ防除方法の変遷と防虫ネットの効果」 昼食?休憩(12:10-13:00) 第2部 現状報告(13:00-14:00) ?植物園の感染?防除状況(植物園) ?近隣市の被害状況 第3部 園内見学(14:10-16:15) ?常緑樹の被害状況の見学 ?防虫ネット施工方法の実地見学(指導:宗實 久義、施工:植物園職員) 総括と閉会の挨拶 園長 飯野 盛利(16:15-16:30) 交流会(17:00-18:30) |
申込方法 | ハガキ、FAXまたはメール
■ハガキ、FAXの場合 (1)氏名(2)住所(3)電話番号(4)差支えなければ職業(5)昼食の弁当希望の有無(※1食600円程度でご用意できます) (6)交流会への参加希望の有無(※交流会参加者は実費1,000円程度) を明記して下記の宛先までお送りください。 〒576-0004 大阪府交野市私市2000番地 (FAXは072-891-2101) 沙巴体育平台理学部附属植物園「ナラ枯れ研究会」係 ■メールの場合 上記(1)から(6)をメール本文に記載し、メールの件名を「ナラ枯れ研究会参加希望」として下記アドレスへお送りください。 アドレス:b-gardensci.osaka-cu.ac.jp 申込先:沙巴体育平台理学部附属植物園 |
参加費?受講料 | 無料(交流会参加者は実費1,000円程度) ※昼食は各自でご用意ください。お弁当が必要な方は1食600円程度でご用意できますので申込時にお申し出ください。 |
定員 | 40名(先着順)※定員に達し次第締め切り |
対象 | 森林関係の研究者?学生、林業関係者、里山を抱える自治体職員、里山保全活動等に取り組んでいるNPO法人や市民団体のメンバー及びナラ枯れに関心のある一般市民の方々 |
主催者 | 沙巴体育平台理学部附属植物園 |
後援?協力 | 【共催】森林総合研究所関西支所 【後援】交野市 |