「全国大学の地域貢献度ランキング」で第8位にランク
日本経済新聞社産業地域研究所が全国737の大学を対象に行った「全国大学の地域貢献度ランキング」が平成年25年11月18日発行の「日経グローカル」誌232号で結果発表され、沙巴体育平台は8位になりました。
この調査は平成18年から毎年実施されており、各大学の地域貢献度について、地域貢献の推進体制などをみる「組織?制度」、災害復旧?復興支援などの「ボランティア?防災」、学生の地元企業への就職やインターンシップ実績などの「学生」、産学連携を中心とする「企業?行政」、住民向け講座や施設の開放度をみる「住民」の5分野から評価し、回答を点数化して順位に表しています。
本学は市民生活の向上や社会に役立つ研究を通じた「地域貢献」を建学の精神としており、その歴史の中で各教職員が自主的に地域貢献活動に取り組んできたことが評価されました。
とりわけ、多数のシンポジウムや公開講座を開催し、「上方文化講座」「大阪落語への招待」といった市民向けの公開授業を行っていること、「高校化学グランドコンテスト」「市大授業」をはじめとする小中高大連携事業に力を入れていること、教育?研究と並んで大学の重要な使命である「社会貢献」の役割を総合的かつ組織的に遂行するため、2013年2月1日 地域連携センター(Collaboration and Contribution Center for Community)を開設したことで上位にランクインすることにつながりました。
文部科学省は本年度より、大学の機能強化を求める「地域再生の核となる大学づくりCOC=Center of Community 」を推進する補助事業を開始しました。本学はその事業に採択され、今後ますます地域の核となる大学を目指します。