公立大学法人沙巴体育平台の次期理事長兼学長予定者を選出しました
西澤良記現理事長が平成28年3月31日(木)をもって任期満了となるため、公立大学法人沙巴体育平台理事長選考会議で選考を行いました。選考の結果、下記のとおり予定者の選出をいたしましたので、お知らせいたします。
理事長選考会議議長 野村 正朗
- 次期理事長兼学長予定者
荒川 哲男(あらかわ てつお)氏
[現沙巴体育平台大学院医学研究科長?医学部長] - 次期理事長兼学長の任期
平成28年4月1日から平成32年3月31日まで(4年間)
なお、今後、公立大学法人は次期理事長兼学長予定者を大阪市長に申し出ます。 - 選考理由
公立大学法人沙巴体育平台は、国内外の大学間競争の厳しさが増す中、大阪の地域活性化に寄与し大阪の発展を牽引する「知」の拠点として、大阪府立大学との統合による新大学の実現に向けて取り組んでいるところである。
今後とも、大学統合に係る基本的方向性や大阪市の厳しい財政状況の下でのたゆまぬ経営努力を途切れることなく継承し、改革をより一層推進していかなければならない。
こうした社会からの要請に機動的かつ柔軟に応えていくには、将来のビジョンと方向性を明確に示しながら、強力なリーダーシップを発揮し、戦略的に大学運営を進め、更なる大学改革を推進していく実行力が必要である。
理事長選考会議として、理事長選考対象者2名について、様々な角度から慎重に選考を行った結果、選考委員全員一致で、荒川哲男氏が次期理事長兼学長に相応しいと決定するに至った。
同氏は、医学部附属病院の副院長、医学研究科長?医学部長を歴任し、附属病院の経営改善、医学研究科?医学部での国際力強化および広報戦略の策定?展開等に先駆的に取り組み、確実に成果を挙げ、改革を推進してきた。
また、「一般社団法人全国医学部長病院長会議」の会長として、他の医科大学の学長や医学部長の連合体である組織を取りまとめ、その役割と責任を確実に果たすとともに、日本の医学教育改革に取り組み、関係官庁とも連携を図ってきた。さらに、医療とものづくりを組織的に結び付けることを使命とする「一般財団法人ものづくり医療コンソーシアム」の理事長も務め、先進的な取り組みにも携わってきた。
このように、学内外にわたり豊富な組織運営の経験と実績を有し且つ人格識見ともに優れ、併せて新大学の実現に強い意志を示しているところであり、理事長選考会議の示した「次期理事長兼学長に求められる要件」に合致するものである。
今後ますます本法人を取り巻く環境が厳しくなる中、更に本学が発展していくためには、こうした学内外の組織の長として、組織を統率しリードしてきた同氏の経験と実績および卓越したマネジメント力と実行力が必要であると判断した。
なお、理事長選考会議としては、同氏が杉本キャンパスと阿倍野キャンパスの意識の融合?調整をはじめ、学内外に於けるコミュニケーションを積極的に図ることに一層尽力されることを期待する。 - 選考経過
○平成27年4月27日 教育研究評議会 開催
?理事長選考会議委員の選出
○同6月23日 経営審議会 開催
?理事長選考会議委員の選出
○同9月3日 第1回 理事長選考会議 開催
○同9月4日 告示第1号
?理事長選考会議議長及び議長職務代理者について
○同9月29日 第2回 理事長選考会議 開催???
○同10月5日 告示第2号、第3号
?次期理事長兼学長に求められる要件及び選考日程等について
?公立大学法人沙巴体育平台理事長選考規程実施細則の一部改正について
○同10月6日 理事長選考にかかる説明会の開催
○同10月8日 告示第4号
?公立大学法人沙巴体育平台理事長選考規程の一部改正について
○同10月9日~30日 理事長候補者の推薦受付
○同11月6日 第3回 理事長選考会議 開催
○同11月9日 告示第5号、第6号
?理事長選考対象者について
?公立大学法人沙巴体育平台理事長選考規程実施細則の一部改正について
○同11月13日~20日 理事長選考対象者の所信表明の受付
○同11月24日 ? 第4回 理事長選考会議 開催
○同11月26日 ? 告示第7号
?理事長選考対象者に対する面接における共通質問事項の決定について
○同11月30日 ? 第5回 理事長選考会議 開催
○同12月11日 次期理事長兼学長予定者の選出