日経ウ―マノミクスフォーラムに中台(鹿毛)枝里子准教授(生活科学研究科)がパネリストとして登壇しました
平成29年5月29日(月)にグランキューブ大阪(大阪府立国際会議場)にて、日経ウーマノミクスフォーラム「ダイバーシティ研究環境整備と女性研究者の未来」が開催され、本学生活科学研究科の中台(鹿毛)枝里子准教授がパネリストの一人として登壇しました。
“~国内女性研究者初 ノーベル賞受賞者育成を目指して~”と副題が付けられたこのフォーラムは、女性活躍推進が進み、挑戦する女性の力を取り込み成果につなげる動きが活発化する中、女性比率が極めて低い研究現場の実情に迫り、専門性が高い研究分野において多様性あるワークスタイルを探るべく開催されたもので、高校生90名を含む350名の参加がありました。
シスコシステムズ代表執行役員社長の鈴木みゆき氏によるキーノートスピーチに続いて、本学卒業生でシンクタンク?ソフィアバンク代表の藤沢久美氏のコーディネートでパネルディスカッションが行われました。
パネリストとして参加した中台准教授は、製薬会社の研究員から大学研究者への転身についての経験や、本学の「テニュアトラック」制度を利用して、自らが研究リーダーとなれる大学研究者のポジションを獲得したことなどを共有しました。会場に集まった未来の”リケジョ”たちや女性研究者の環境整備に関心を寄せる参加者は、先駆者でありロールモデルであるパネリストたちの力強いメッセージに、熱心に耳を傾けていました。
パネル討論会終了後の交流会では、理学研究科後期博士課程2年の山野奈美さん (左写真)がスピーチを行い、「これまでは、研究職は好きなこと、ずっと続けられる仕事と捉えていました。しかし、基礎研究であっても、戦略をもっている人たちの助けを借りれば、人の役に立つ可能性を感じました。初めて研究者になりたいと思いました。」と抱負を語りました。交流会では、各大学の関係者や理系の学生が多数参加し、意見交換を行いました。
会場外のホワイエには各大学の展示スペースが設置されました。本学のブースにも多数の方が訪れ、本学で活躍する女性研究者についての資料や刊行物などを持ち帰る姿が見られました。
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