熱中症を予防しましょう~梅雨時でも油断大敵~
熱中症の事故は、急に暑くなった時に多く発生します。特に、梅雨の合間、突然気温が上昇した日や蒸し暑い日は注意が必要です。 急に暑くなった時は、短時間の軽い運動から始めて、徐々に運動量を増やしましょう。 合宿初日等には事故が起こりやすいので注意してください!
熱中症発生時の環境条件を気象庁のデータでみると…
- 気温は21~38℃の広い範囲で発生
- 湿度が高ければ、気温がそれほど高くなくても発生
- 6月は、7月?8月よりも低温で発生
◎熱中症の救急処置を知っておきましょう
症状 | 処置方法 |
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?熱失神???皮膚血管の拡張によっておこる。めまい、失神、顔面そう白など。 ?熱疲労???脱水によっておこる。脱力感、倦怠感、めまい、頭痛、吐き気など。 |
涼しい場所に運び、両足を心臓より高くして寝かせ、イオン飲料等(5%程度の砂糖と0.2%程度の塩を含む水)を補給しましょう。 |
? 熱けいれん???血中塩分濃度が低下しておこる。 (原因は、大量発汗時の水だけの補給)。足、腕、腹部の筋肉に痛みをともなったけいれんなど。 |
0.9%程度の塩を含む水(生理食塩水)の補給により回復。 病院で点滴が必要。 |
? 熱射病???体温の上昇によって中枢機能に異常をきたしおこる。反応が鈍い、言動がおかしい、意識がないなど。 | 死の危険あり!!体を冷やし、一刻も早く病院へ運ぶことが必要。濡れタオルを当てて扇いだり、氷やアイスパックをあてる方法が効果的です。(くび、腋の下、足の付け根など) |
(参考):
5%の砂糖水???水1Lに砂糖50g(大さじ5~6)
0.2%の食塩水???水1Lに塩2g(小2/5)
0.9%の食塩水???水1Lに塩9g(大さじ1/2)