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東日本大震災復興支援学生ボランティア(第1次)報告会

2011年07月27日掲載

教育?学生

東日本大震災復興支援学生ボランティア(第1次)の活動について

東日本大震災の被災地支援の取り組みとして、平成23年7月1日(金)から4日(月)にかけて岩手県釜石市において実施したボランティア活動の報告会が、7月14日(木)学術情報総合センターにて行われました。学生や教職員のほかに、市会議員の方々や住吉区長にも参加していただきました。

20110727 1災害支援対策会議の議長である宮野副学長の挨拶の後、参加学生である法学部4回生の脇川友紀子さん(沙巴体育平台ボランティアセンター 学生スタッフ代表)の司会により報告会が始められました。

初めに経済学部4回生の新舎洸司さんより、今回のボランティア活動の概要報告があり、1日目の活動は瓦礫の撤去、2日目はイベントの交通整理等を行ってきたことなどの報告がありました。 

次に、今回の活動状況等の映像が流れた後、司会者と参加学生4人によるパネルディスカッション方式で、それぞれの体験談や感想が述べられました。

20110727 2―法学部1回生 石川恭平さん 「父から阪神大震災の話を聞いたことが今回のボランティアに参加するきっかけだった。父の言っていたことを肌で感じることの出来た有意義な4日間でした」

―生活科学部3回生 崎山裕香さん 「現地の人に受け入れられるか不安だったが、町の至る所で、支援ありがとうという貼り紙があったのを見て受け入れてもらえたと実感した。参加したことによって自分の幅が広がったと思う」

―法学部2回生 吉田成希さん 「子どもたちの元気な姿や笑顔が見られて良かった。現地に行って来たと言えることで、身近な人たちの思いも知ることができた。地元が地震に襲われたとき、防災として何が出来るか考えていきたい」

―工学研究科1回生 田井温子さん 「瓦礫の中から写真やCDを見つけたときは、ショックを感じた。今まで被災地は遠い存在だったが、実感がわくようになった。参加してボランティアに対する気持ちが変わった」

20110727 3その他今回のボランティア活動の意義や今後の活動のあり方などについて活発に議論がなされ、議員の方々からも「市大生のボランティア活動に対する意識の高さについて頼もしく思いました。ひとりひとりができることはわずかでも、そのわずかな力が合わさって大きな助けになるはずです」とコメントをいただきました。

また、報告会終了後、参加学生によるボランティアの相談会が行われ、ボランティア活動に興味がある学生が相談に訪れていました。