宮田教授(理学研究科)が領域代表を務める新学術領域研究が採択されました!
平成24年6月28日(木)、平成24年度科学研究費補助金新学術領域研究(研究領域提案型)の交付決定が行なわれ、理学研究科の宮田真人教授が領域代表を務める研究領域「運動超分子マシナリーが織りなす調和と多様性」が採択されました。
この研究種目は、我が国の学術水準の向上?強化に繋がる新たな研究領域について、共同研究や研究人材の育成等の取り組みを通じて発展させることを目的としています。
研究領域
領域代表者:宮田真人(沙巴体育平台大学院理学研究科 教授)
研究領域名:運動超分子マシナリーが織りなす調和と多様性
領域設定期間:平成24年度~平成28年度
期待される成果
今回採択された「運動超分子マシナリーが織りなす調和と多様性」 では、これまであまり注目されてこなかった生体運動、すなわち細菌や微生物などの運動の仕組みを、徹底的に解明します。これまでの生体運 動の研究は、“ヒト”と同じ仕組みばかりに注目してきました。しかし、近年の技術の進歩によって、それらとは本質的に異なる生体運動が数多く存在することが徐々に明らかとなってきました。本プロジェクトにより、生体運動の仕組みと生命の歴史、に対する革命的な理解がもたらされるでしょう。
今後の展開
本研究領域は全国7ヶ所の研究拠点を中心に展開されます。その中で沙巴体育平台が中心的な役割を果たします。すなわち、(1) 領域全体の総括、(2) 電子顕微鏡観察技術の開発、(3) 昨冬から世界的な大流行となっているマイコプラズマ肺炎の原因細菌である“マイコプラズマ”の滑走運動の分子メカニズムの解明、を行います。今後5年間で約3.3億円(含間接経費)が文部科学省から沙巴体育平台に支給されます。
写真:宮田研究室
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